ハワイの出雲大社

白い鳥居と立派な本殿に注連縄、空に向かってそびえる千木、この言葉と風景だけをみると日本と勘違いするような気さえします。そんな出雲大社の分院がハワイにもあります。
サクセスも難しくないので、もしハワイに行く機会がおありの方は立ち寄ってみて下さい・

由緒

1906年、出雲大社教代2代目管長の命のもと布教活動を開始し出雲信仰を広めると、1909年にはハワイ島、マウイ島に教会所や講社が建設されました。1918年には「出雲大社教布哇（ハワイ）分院」として正式に分院に昇格しました。

その後真珠湾攻撃により、分院の役員はFBIに身柄を拘束されたり、社殿の所有権がアメリカ政府に移ったり、動きはありながらも1961年には返還が認められ、1968年には現在の地にご遷座され今に至ります。

お守り・特徴

ハワイ出雲大社でも日本の分祠、分院と変わりなく社務所にてお守りを頂くことができます。ただやはり出雲大社ですので縁結びのものが人気のようです。またハワイならではの、カード型のお守りや、ホノルルマラソンが有名ですが、無事に完走できるようにマラソンのお守り、社務所内にはキャップやTシャツも売っているそうです。アメリカっぽさがありますね。

また、テレビ東京のモヤモヤさまぁ～ずで放送されてから神主さんの「ヌシカン」さんや、そのアシスタントの「アシカン」さんも有名になりました。番組のポスターやメッセージノートも置かれているようです。ヌシカンさんのよれば日本から来られる方はやはり縁結びを目的とした方が多いとのことで、地元の方はそのような概念は無いのだとか。いずれにしても大切なのは心だということです。これは場所の関係はなくやはり大切なことのようですね。