妊婦の方も出雲大社へ!

 

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出雲大社

◆出雲大社とは

言わずと知れた「縁結び」の総本山ですね。島根県の北西部に位置し、建立について明確な記述はなく、その他明確な由緒は神話にしか記載はありません。現在24メートルもの高さがある本殿には多くの謎が残っており、古代は高さ32丈(96メートル)もあったとされています。非現実的だとされていた高さ48メートルの説については近年設計図通りの柱が発掘されました。

◆モテモテ大国主命大神

御祭神は大国主命大神(おおくにぬしのみこと)という、(※)三貴子の一神、素戔嗚尊(すさのおうのみこと)の男の子神です。とても見た目がよく、正義感も強く優しかったため、多くの伴侶を連れ多くの神様を生み出したとされています。
そこから出雲大社と大国主命大神を祀る神社は恋愛と子宝に恵まれると言われています。

※三貴子(=三貴神)
伊邪那岐(いざなぎ)が生んだ最も尊いとされる三柱。
① 天照大御神(あまてらすおおみかみ)伊邪那岐の左目から生まれた。
② 月読尊(つくよみのみこと)同じく右目。
③ 素戔嗚尊同じく鼻から。

◆神馬・神牛

出雲大社境内には神馬(しんめ)・神牛(しんぎゅう)という銅像があります。神牛は天満宮の御祭神菅原道真に関係があり、学業にご利益があるとされています。

そしてその神馬ですが、馬は神様の乗り物とされており、これを造らせたのは銅の鳥居を造らせた戦国時代にこの地方を治めていた毛利綱広です。京都の名工の名越弥七朗(なごやしちろう)という人物です。

しかし弥七朗の妻は当時妊娠しており、神社では古くから出産は穢れされており、このままでは依頼を受けられないと出雲大社に何度も出産を遅らせるようにお祈りをしました。

そのかいあってか、出産の時期は遅れ、無事に神馬像を完成させることができ、さらに遅れて生まれた弥七朗の子供は安産でしかもすくすくと大きく元気に育ちました。

そこから出雲大社は安産子宝の神様とも言われるようになり、神馬はその象徴とされています。


出雲大社
公式HPhttp://www.izumooyashiro.or.jp/
所在地:島根県出雲市大社町杵築東195
電話番号:0853-53-3100

八重垣神社

◆八重垣神社とは

八重垣神社は松江市にある神社です。松江市内はもちろん、島根県内、また県外からも多くの参詣者が訪れる大変人気で、観光バスのコースにも必ずと言っていいほど含まれる由緒ある神社です。

その創建は大変古くその昔は、地名にも名残を残す佐久佐神社という名前でした。

このお社は、平安時代に編まれた『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』にも記載されています。平安時代にはすでに多くの人々から信仰されていた神社でした。

また鏡の池で行う独特な占いでも人気です。

◆御祭神

八重垣神社の御祭神は大国主命大神(おおくにぬしのみこと)を生んだ素戔嗚尊(すさのおうのみこと)と、その結婚相手である稲田姫命(いなだひめのみこと)です。

二人の出会いはヤマタノオロチという獣を倒すところからで、二人の出会いと夫婦神としての仲睦まじさから、夫婦円満子宝安産の神様として出雲大社同様に大変多くの参拝客に賑わうパワースポットです。

◆安産祈願

八重垣神社の安産祈願は随時受け付けています。祭礼などに重なると受付時間も異なるので、事前に電話で確認するとよいでしょう。

手持ちの腹帯を持参して祈祷をしてもらう際は、受付で申し出ましょう。安産祈願の祈祷料は、5000円からになります。



八重垣神社

公式HP(出雲国神仏霊場サイト)http://www.shinbutsu.jp/45.html
所在地:島根県松江市佐草町227
電話番号:0852-21-1148

長浜神社

◆長浜神社とは

出雲国風土記の冒頭「国引き神話」の主人公「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)」という神様が御祭神です。

海のむこうの土地に綱をかけて引き寄せ大地を造られたご事跡により、綱引きの祖=スポーツ上達・不動産守護の神としてのご神徳が知られています。また、幸せや結婚、お金などのお願い事を引き寄せて下さる神様として、崇敬されています。

◆夫婦石

長浜神社は妙見山という山の山頂に鎮座しています。 この妙見山には国引きの時の土地鎮めに使われた要石(かなめいし)と夫婦石が祀られています。 この夫婦石は「男石」と「女石」があり、一対で子授・安産のご加護があるといわれています。



長浜神社

HPhttp://www.nagahamajinja.com/
所在地:島根県出雲市西園町上長浜4258番地
電話番号:0853-28-0383

安子神社

◆安子神社とは

安子(あこ)神社」は島根県出雲市にある神社で、安産や子宝に御利益あるとされています。

安産と子育ての神様である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)などを主祭神として祀っている霊験あらたかな神社で、県内を始め、全国各地からも参拝客が訪れています。

皇室からも崇拝を受けており、大正天皇皇后,昭和天皇皇后,今上天皇皇后皇太子妃殿下御妊娠の時には,宮司が安子の宮の御神札を宮内庁へ持参し御嘉納されています。

毎年四月八日に行われる例祭では,古式ゆたかな「御田植安産神事」があり、この御神事を拝むと,安産で子宝も授かると伝えられています。

◆安産祈願

出雲地方でも有数の安産、子宝で有名な神社です。県内外から多くの参拝客が見えられますので公式サイトより予約をしていくようにしましょう。

御祈祷玉串料は3000円~です。



安子神社

HPhttp://www.akojinja.jp/
所在地:出雲市湖陵町常楽寺757
電話番号:0853-43-1492

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