出雲大社と並ぶ島根の名所である松江城。
周辺にはお城以外にも様々な観光スポットがありますので合わせて観光するのもいいかもしれませんね。
目次
松江城の歴史
松江城は、別名・「千鳥城(ちどりじょう)」ともいいます。
松江城の別名・「千鳥城」の由来は、屋根の形が横からみると、千鳥が優雅に舞って飛ぶような、華麗な美しい姿をしており、その美しさや華麗さを情を混じえて呼んだものが、「千鳥城」の由来とされています。
この松江城は、関ヶ原大戦の後、間もない1600年(慶長5年)に、もと織田家臣の堀尾吉晴の子、「堀尾忠氏」により建造が開始されました。
鎌倉時代より島根の中心であった、戦国時代の尼子氏の居城・「月山富田城」を廃し、新たに松江城を建造しました。
月山富田城を廃した理由は、いくつかあり、
・朝鮮などの海外との海運の要衝であった「境港(美保関)」に近い場所に居城(中心地)が必要
・同じく島根の水運の要衝である「松江しんじ湖」にも近い場所に居城(中心地)が必要
・さらに地理的にも島根の中心となる場所
ということです。すなわち、水運が最大限に活用できて、交通の要衝となり、地理的・経済の中心となる場所ということで、「境港(美保関)」と「松江しんじ湖」との境にある、この「松江の地」に、松江城を建造することが決定したとも云われています。
しかし、堀尾忠氏が急死に至り、1611(慶長16)年に、堀尾吉晴の指導下のもと完成を迎えます。
それから数年経た、明治時代の1873年、廃城令が日本全国へ発布されます。
これにより、この松江城も廃城に危機に瀕しましたが、当時、農業で富を築いた「勝部本右衛門」や、元・松江藩士の「高木権八」らが、政府に要求された金額を支払うことで、城は壊されずにすみました。
そして今日山陰地方では唯一現存する天守閣であり、国宝にも指定されています。
出雲大社から松江城へのアクセス
出雲大社から松江城への行き方として車と電車をご紹介します。
◆車で松江城へ
松江城までのアクセス方法として、高速道路以外にも国道431号線を進む道があります。
【431号線(一般道のみ)で松江城までアクセス】
国道431号線
↓
県道37号線
↓
県道227号線
↓
松江城
距離:38.6キロ
所要時間:56分
【高速道路(山陰自動車道)で松江城までアクセス】
国道431号線
↓
山陰自動車道・出雲インター
↓
県道227号線
↓
県道24号線
↓
国道9号線
↓
県道37号線
↓
松江城
距離:50.7キロ
所要時間:54分
ETC料金:740円
通常料金:1060円
◆出雲大社から電車で松江城への行き方
松江城の最寄り駅は以下の2つの駅になります。
・一畑電車:「松江しんじ湖温泉駅」
・JR西日本:「JR松江駅」
JR松江駅へは松江しんじ湖温泉駅から乗り換えやバスで向かうことができますのでここでは省略して松江しんじ湖温泉駅への行き方のみ記載いたします。
【出雲大社から「松江しんじ湖温泉駅(一畑電車)」までのアクセス・行き方】
出雲大社前(一畑電車大社線・川跡行)
↓
川跡(一畑電車北松江線・松江しんじ湖温泉行)
↓
松江しんじ湖温泉駅
距離:37.3キロ
所要時間:1時間
料金:810円
計画されていますプランに合わせてご利用頂ければと思います。
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