伊勢神宮参拝のお食事はこちら！

伊勢神宮の周辺には、有名な飲食店が数多く存在します。そこで今回は、伊勢神宮へ参拝した後、ぜひ味わいたいグルメを紹介していきます！

外宮編

まずは、外宮や伊勢市駅近くのお店をご紹介します。外宮では食事を司る神様をお祀りしていますから、参拝後はぜひ美味しい食事がしたいですよね。

ちとせ　

大正6年創業、地元の方から愛される老舗の食堂です。店内は、昭和の食堂といった良い雰囲気です。伊勢うどんが有名で、自家製のタレは昆布と厳選されたたまりを使って、3日がかりで作っているそうです。

観光文化会館の近くに出店しているため、昔から多くの芸能人がちとせさんの伊勢うどんを食べていたそうです。それがきっかけで、伊勢うどんの名が全国に知れ渡ったんだとか！

おすすめは「肉伊勢うどん」(750円)です。甘辛く煮たお肉が乗った、ボリューム満点の伊勢うどんになっています。伊勢うどんには追加250円で、日替わりおかずとご飯のセットにできますよ。

あそらの茶屋　

あそらの茶屋さんは、外宮の目の前、アワビで有名な老舗「伊勢せきや本店」の2階にある食事処です。そのため、「姿煮あわび釜飯」がお店の名物となっています。

その他、こちらのお店で有名なメニューといえば、「朝かゆ」です。御饌(みけ)、すなわち神様へ捧げる食事をイメージした「御饌の朝かゆ」のほか、限定10食の「あわびの朝かゆ」、「伊勢海老の朝かゆ」など、多彩なお粥を食べることができます。お米には、伊勢神宮にも奉納されている「伊勢ひかり」という種類を使用しているそうです。

ただし、こちらの「朝かゆ」は毎日10時までの提供となっています。外宮へ早朝参拝した後、ゆっくり朝ご飯として召し上がってみてはいかがでしょうか。

山口屋

山口屋さんはJR伊勢市駅から徒歩3分、昭和初期創業の伊勢うどんのお店です。とはいえ、そばやきしめんなど、うどん以外のメニューもありますよ。

やはり、まずはシンプルに「伊勢うどん」(530円)を召し上がっていただきたいのですが、それでは足りなそうな方には「ごちゃいせうどん」(1,200円)がおすすめです。

もとは常連さんが考案したメニューだそうです。その名に“ごちゃ”とつくだけあり、海老天やお肉などの具材がたっぷりと盛られています。

中むら

中むらさんは大正５年創業、伊勢うどんの老舗です。伝統の味を守ると同時に、すごいのはメニューの多彩さです。

「伊勢玉子うどん」(560円)や「カレーうどん」(650円)、「冷やし伊勢うどん」(580円)という変わり種もあります。氷で冷やされたうどんを、特製のタレに絡めて食べます。通年で出しているメニューだそうですが、暑い日に一度は食べてみたいですね。

こちらのお店は閉店時間が早いため、ランチにおすすめです。たまには変化球の伊勢うどんに、ぜひトライしてみてくださいね。

オステリアラブラ

どうしても和食に偏りがちな伊勢グルメですが、次にご紹介するオステリアラブラさんは、イタリアンのお店です。どうやら伊勢では有名なレストランだそうで、伊勢市駅と宇治山田駅の中間くらいにあります。

たいてい伊勢の飲食店は閉店時間が早いのですが、こちらのお店は割と遅くまで営業しています。味に定評があり、コスパの良いお店です。和食に飽きてしまった方はぜひ一度、行ってみてくださいね。

ぎょうざの美鈴

ぎょうざの美鈴さんは、昭和38年創業の餃子専門店です。地元の方に愛され、テレビや雑誌等にも取り上げられるお店です。餃子専門店とはいえ、他に「おでん」などのメニューもあります。

ですが、一押しはやはり「ぎょうざ」(480円)でしょう。使用されている餃子の皮は、職人さんがその日の気温･室温に合わせて水分を調整しているそうです。丁寧に焼かれた餃子を、伊勢たまりベースの特製タレにつけて食べます。

見た目は冴えない(？)普通の餃子ですが、パリっとした皮とジューシーな餡がとても美味しいと評判です。伊勢名物だけでなく、地元のソウルフードも味わってみてはいかがでしょうか。

内宮編

では、内宮から近いお店を紹介していきます。内宮はおはらい町とおかげ横丁という、非常に有名な観光スポットがすぐ近くにあるので、飲食店もたくさんあります。今回は、その中でも特におすすめのお店をご紹介しますね。

おかげ横丁 豚捨(ぶたすて)

明治42年創業、周りのお店が「松坂牛」へとシフトしていく中、「伊勢牛」を守り続けてきたお店の支店です。いつも行列ができている、超人気店です。もちろん、味にも定評があります。

こちらの店舗では、ゆっくりと「あみ焼き」や「すき焼き」などを食べることができます。人気は「牛丼」(1,000円)です。また、人気のコロッケなどを食べ歩き用にテイクアウトすることもできますよ。

すし久 (すしきゅう)　

すし久さんは、おかげ横丁の中でもトップクラスの人気を誇る“てこね寿司”の有名店です。

※てこね寿司とは、かつてカツオ漁をしていた漁師たちの間で食べられていたもので、醤油漬けにしたカツオと酢飯を混ぜ合わせた食べ物です。

てこね寿司の他にも、すし久さんでは伊勢志摩のさまざまな郷土料理を味わうことができます。おすすめは「極上うなぎ ひつまぶし」(2,900円)です。汁物・小鉢料理・デザートも付いてきますよ。

なお、すし久さんでは毎月1日になると、「朔日粥」が振る舞われています。毎月種類が変わり、例えば3月は蛤雑炊、9月は鱧雑炊など、季節の移り変わりを楽しめるメニューです。朔日粥は4：45～7：30の間に販売されているので、朔日参りの際には訪れてみてくださいね。

伊勢角屋麦酒　内宮前店　

伊勢角屋麦酒 内宮前店さんはおかげ横丁にあり、有名な「二軒茶屋餅」が運営しているお食事処です。年間を通じて、地ビールと牡蠣を味わうことができます。

おすすめは「カキフライ定食(松)」(1,680円)です。カキフライだけではなく、焼き牡蠣や小鉢などが付いてくる、大満足のメニューです。

その他、地ビールとカキフライをテイクアウトして、テラス席で清流･五十鈴川を眺めながらゆっくりと･･･というのもおすすめです！

ふくすけ

おかげ横丁にある、伊勢うどんの有名店です。通常の「伊勢うどん」(500円)のみならず、多彩なメニューがそろっています。

中でもおすすめメニューは、「手打ち伊勢うどん」(600円)です。地元･三重県産の小麦から作った自家製麺を使用しています。おかげ横丁にあるので、情緒たっぷりの雰囲気で伊勢うどんを味わえるお店です。

横丁そば 小西湖(しょうせいこ)

横丁そば 小西湖さんは、おかげ横丁の路地裏にあるラーメン屋です。そのため、少々わかりにくい場所にあります。

おすすめは「焼豚満開横丁そば」(1,200円)です。生ハム風の焼豚が豪快に並べられた、パンチのあるビジュアルが食欲をそそるラーメンです。

見た目のインパクトだけではなく、スープにもこだわりがあります。松坂牛･三重産の豚や鶏、野菜などを4日から1週間ほどかけて作っているそうです。そろそろ伊勢うどんにも飽きたという方は、ぜひ一度寄ってみてくださいね。

ちなみに、こちらのお店では毎月1日、「朔日そば」なるものを提供しているそうですよ！

岩戸屋

岩戸屋さんは内宮前にあり、創業は明治43年という老舗のお食事処･土産物店です。伊勢うどんやてこね寿司･松坂牛などのご当地メニューから定番メニューまで揃っています。

収容人数が多いので、団体昼食などにもおすすめのお店です。もちろん、個人のお客さんも利用することができますよ。食後には、伊勢名物の「岩戸餅」や「生姜糖」もこちらで購入することができます。

以上、おすすめ伊勢参拝後の食事処でした。お伊勢参りに行かれる際は、ぜひ参考になさってください！

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