正しく参拝し神様に思いを伝えましょう

他の神社と同じように参拝していいの?
出雲大社は特別な参拝方法があるの?
禁止事項は?
など、参拝に関して気になる以下の4点を説明していきます。

目次

参拝方法

参道から参拝までの手順を追ってご説明します。

◆鳥居

一礼をしてから鳥居の端をくぐります

◆参道

参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」といって、神様の通り道になるので基本的には左端を歩きます。

反対側に行かないといけない場合など、正中を渡るときは一礼して渡ります。

◆手水舎(てみずや)

1、右手に柄杓を持ち、手水鉢から水を汲んで左手を洗い清めます。

2、柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。

3、再び柄杓を右手に持ち、左手の手のひらで水を受けて口をすすぎます。
  ※柄杓に口をつけないように注意してください。

4、左の手のひらを清めます。

5、最後に柄杓を縦にして、自分が持った柄の部分に水を流し、柄杓は伏せて、元の位置 に戻します。

◆御神殿

混雑している時、祈念が長くなる時などは、中央ではなく端からお参りしましょう。御神前であれば、祈念する場所は端でも同じです。

◆お賽銭

お賽銭は投げず、静かに入れます。鈴があれば鳴らします。

お賽銭の額はお気持ちではありますが、縁結びの神様ということで

・15円 十分ご縁がありますように
・45円 始終ご縁がありますように
・415円 良いご縁がありますように

というのが人気で多いようです。

小銭は多めに用意しておくといいでしょう。

◆拝礼

出雲大社では正式には「一拝・祈念・二拝・四拍手・一拝」、

他の神社では「二拝・二拍手・祈念・一拝」が一般的です。

詳しく

、一拝・・背筋を伸ばしたまま90度深いお辞儀をします。

、祈念・・拝と同じように深いお辞儀をして、感謝の気持ちを伝えます。そして、自分のの心に決めたことや、思っていることを祈念します。

、二拝・・背筋を伸ばしたまま90度の深いお辞儀を2回します。

、四拍手・・両手を胸の高さまで上げ、左手のひらが少し前になるように四回手を打ちます。

、一拝・・最後に90度の深いお辞儀をします。

御祈祷の申し込みと料金

個人祈祷団体祈祷があります。正式参拝ということを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは一般の方ではほとんどできなく、神職の方のご紹介等が必要となります。

それでは個人祈祷についてです。

拝殿で行われるもので内容は団体祈祷と変わりません。受け付けは朝の8時30分から、時間は定めておらず随時行っているそうです。また予約も受け付けていません。当日申し込みをしてすぐの場合も、少し待つ場合もあるかと思います。

御祈祷料は、5000円、8000円、10000円以上と決められています。申し込みの際にお支払いするものですので、新札や、お包みは必要ありません。

団体祈祷は神楽殿にて行われます。ほかの団体の方と一緒に行われることもあります。

服装


ジーンズ
や、サンダルキャミソールなど肌の露出の多いものは控えましょう帽子も禁止ですが、夏場など日よけのためにかぶっていたものはご祈祷の際は取りましょう

ペット

最近はペットのワンちゃんとの参拝の方も目にすることが多くなりました一般参拝はペット連れでも可能ですが、拝殿や神楽殿、宝物殿等建物内や瑞垣には入れませんのでご注意ください。一般参拝にいたしましても多くの参拝客の方がいらっしゃるので十分留意することが必要です。ペットをつないでおくところもありませんのでご注意ください。

 ルールを守ることは神様への礼儀です。

正しく清々しい気持ちで参拝したいですね。

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