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神門通りのこだわり
出雲大社一の鳥居から二の鳥居前までを神門通りといい、多くの飲食店やお土産屋さんが立ち並んでおり、参拝前、後にほとんどの方はここを通り、お食事お買い物を楽しまれることと思います。お店もさることながら、通り自体にもこだわりがあるようです。
神門通りのこだわり①
アスファルトの通りから石畳への変更
以前の神門通りはアスファルト続きの通りとなっていましたが、2012年、遷宮のタイミングと行政の都市計画により石畳のデザインへ一新されました。これは出雲大社の参道が石畳となっており、そのアイデンティティを受け継ぐために考案されたということです。石畳の車道はそれ自体が割れやすいという課題もあったそうですが解決され、神門通りからすでに大社の趣と独特な雰囲気を感じることができるようになっています。
神門通りのこだわり②
車道を狭く、歩道を広くした
リニューアル前 現在
車道7メートル →5メートル
歩道2.5メートル →3.5メートル
と変更され、そしてあえて車道と歩道に段差などをつけず、明確に分けませんでした。じゃあ車がすぐ横を走って危ないのではないか、と感じるかもしれません。しかし明確に分けてしまうと、車はスピードを出す傾向があり、また歩行者は車を意識しなくようになるため逆に危険であるという考えがあるそうです。そうならないために作られた海外のデザインを参考にこの神門通りは設計されました。
明確に分けないことでお互いが意識し合うという近代的かつ合理的な安全策なのですね。
さて次から神門通りにあるおすすめのお店の紹介や、出雲大社ならではのものをご紹介ししていきます。お立ち寄りの際に参考にして頂ければと思います。
グルメ
出雲のグルメといえばやはり「出雲そば」ですよね。
ここでは、メニューにそばがあっても別に目玉がある神門通りのお店を紹介したいと思います。
幅広いメニューを食べられます
お好み焼き 甘味喫茶 みちくさ
神門通りのちょうど真ん中あたりに位置する「みちくさ」さん。
メニューはお好み焼きや焼きそば、毎朝お店で炊いているぜんざいや手打ちの十割そばなど豊富なメニューがあります。
地元の常連の方も多いためお値段もお手頃で、お食事からカフェメニューまで幅広く楽しめるお店です。
住所:出雲市大社町杵築南859-3
電話番号:0853-53-1718
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
ラーメンならここ!
出雲の國 麺家
地元の味噌を使い、糀も独自にブレンドした「スサノオラーメン(850円)」が目玉です。その他にもお蕎麦や、地元島根のブランド和牛を贅沢に使った丼ぶりもあります。
住所:出雲市大社町杵築780-10
電話番号:0853-53-4445
営業時間:11:00~16:00(無休)
カード:不可
出雲そば食べ放題!
出雲観光センター 神宴
お土産屋さんも併設してあり、観光地にある大衆食堂というような雰囲気ですが、内容は十分です。割子そばの食べ放題と鯛めしがついて1500円というから驚きです。朝も8時30分から空いていますので、がっつりたくさん食べたい方はぜひ。
住所:出雲市大社町杵築東366
電話番号:0853-53-3165
営業時間:AM8:30~PM4:50
カード:不可
やっぱり肉が食べたい
焼肉 幸楽苑
やはりどこにいても焼肉は食べたくなっちゃいますよね。神門通りの入り口、一の鳥居の手前にあります。細部に至るまでこだわっておりますが、リーズナブルなお値段で本格黒毛和牛を頂けます。
住所:出雲市大社町杵築南1386-2
電話番号:0853-53-3749
営業時間:17:30~22:00
定休日:木曜日
カード:可(JCB,AMEX、Diners)
おすすめスポット
・ご縁横丁
「ご縁横丁」は出雲市大社町の出雲大社の勢溜(せいだまり)の向かいに位置する島根県産の木材や瓦を使い、周辺の風情に調和する平屋建ての飲食店や土産物店など9店舗が入居する商業施設です。
そのなかには天然石を使ったアクセサリーや、出雲が発祥といわれるぜんざいをベースとするぜんざい餅、暑いときにはもってこいのきゅうりの浅漬けなど、特産品も数多く取り揃えています。
地元の商業高校が販売実習をするアンテナショップを設けるなど、地域コミュニティを深める役割も担う出雲の新しい観光名所となっているそうです。
関連ページ「出雲といえば出雲そば!」
「ご縁横丁に行こう」