出雲大社周辺の駅紹介

出雲大社へ参拝や出雲観光をするためには必ず電車は一度は使うのではないかと思います。
遠方から来られる方、周辺にお住まいの方、全て車移動という方でなければ知っておいて損はないです。位置関係や距離感をつかんでおくと、急にタクシーを使わなくてはならなくなった際など料金の目安にもなったりするのではないでしょうか。
そこでここではメインで使われる駅の情報と歴史ある「旧大社駅」について紹介したいと思います。

 

目次

出雲市駅

駅
山陰本線が通る出雲市の中心にある駅で、美保神社がある美保関方面や出雲大社方面、宍道湖方面すべての起点になる駅です。関東方面からの方が多く利用されるサンライズ出雲という寝台列車が停まるのもこの出雲市駅です。隣には電鉄出雲市駅があり、一畑電鉄が走っています。

電車だけの移動ではなかなか観光スポットを回りきるのが難しいですので、路線バスも利用するようにしましょう。

駅は観光スポットの一つと言っても過言ではないものです。駅周辺にもおいしいお店などありますが、出雲市駅構内にも見どころやグルメ、お土産など大いに楽しめるお店などがありますので、いくつかご紹介します。

出雲そば 黒崎

なんといっても出雲市と言えば出雲そばです。市内や大社周辺にもおいしいお店は多くありますが、こちらでも名物割子そばを楽しめます。旅のスタートをそばで始めてもいいですよね。

出雲大黒寿司

近海で獲れた新鮮なネタを楽しめます。グルメな方も身のしまりや、脂の乗りに納得できるのではないでしょうか。テイクアウトも可能なようなのでプランに入れてもいいと思います。

大国主命大神像

高さ3メートルの木彫りの像でとても迫力があります。こちらも縁結びスポットとして有名なようで、ご利益を頂きに行きましょう。隣にはおみくじもあり、こちらも人気なようです。

このほかにも地酒や特産品を購入できるお土産屋さんや、長旅の疲れを癒すマッサージ屋さんもあり、時間を忘れて過ごせそうです。行き帰りどちらでも寄って頂きたいところばかりです。

出雲大社前駅

駅 (2)
昭和5年2月に開通した一畑電車大社線が通る、出雲大社への最寄り駅です。一の鳥居と二の鳥居の間の「神門通り」の中間地点にあります。

かわいらしいモダンな造りの中に懐かしさを感じる駅舎には窓にカラーグラスがはめ込まれており、鮮やかな光が差し込みます。

小さな駅舎でありますのでお店などが入ってはいませんが神門通り自体には多くのお店があるので店を出たらすぐに賑わいを感じます。隣接したカフェもあるので待ち合わせもできますね。

旧大社駅

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明治45年6月国鉄大社駅が開業(出雲市~大社間)して以来、平成2年の廃駅まで出雲大社の表玄関口として親しまれてきました。全国でも珍しい神社様式を取り入れた格調ある純日本風の木造建築で、平成16年には国の重要文化財に指定されました。これはとても珍しいことで、駅舎の重要文化財認定は旧大社駅を含めて3例しかありません。ちなみにあとの2例は東京駅(東京都)、門司港駅(福岡県)です。

駅舎内では、珍しい出雲大社の大祭に遣わされる皇室の勅使をもてなすための貴賓室や、駅名標、出雲大社の大鳥居がみえるホームなど当時のままに残され、また旧事務室は喫茶店として利用。当時へとタイムトリップしたかのような大正ロマンに浸ることができます。

少し遠くにあるなと感じる方もいるかと思います。その理由としては当時門前町に繁華街が二つあったらしく、その折衷案として少し遠くに建てられたそうです。

そんな大社駅でしたが昭和40年代の最盛期を境に、車の普及により利用客が減少したことから廃止となります。
しかし今は上で申し上げた通り重要文化財にも指定され、出雲市観光の名所の一つとして多くの方が訪れます。 

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