出雲大社内はポケモンGO禁止です。

2016年夏に解禁されたポケモンgo。日本だけでなく世界中でそのニュースは話題になりました。主人公がポケモンを捕まえ、鍛え進化させるというゲームの世界を現実世界で実現させるという画期的なものです。ポケストップと呼ばれるポイントでアイテムを入手したり、ユーザーのポケモン同士を対戦せることができます。
いわゆるポケモン世代と言われる20代~30代のみならず幅広い年代層に人気のゲームアプリとなりました。半年たった現在(2016年12月)でも日本には500万人以上の利用者がいるそうです。

さてこのポケモンgoですが、出雲大社では境内、周辺社有地、国造館などの施設での携帯ゲームアプリ「ポケモンgo」の使用を禁止しています。
禁止の発表は2016年7月22日に出されました。日本でポケモンgoの配信がスタートしたのも7月22日ですので混乱を予想して禁止の発表をしました。
J-CASTの取材では担当の方が以下のようにおっしゃっていたそうです。
「人同士がぶつかったり、という事故がたくさん報じられていました。そうしたことを防ぐため、前もって手を打っておく必要があると考えました。何かあってからでは遅いので」
http://www.j-cast.com/2016/07/22273299.html?p=all

出雲大社での禁止事項は以前ドローンがあったそうなのでこれで2例目になります。

時代に合わせていろいろなものを取り入れ、人気が出るような施設や観光地もありますが、あくまで神社は、参拝をしたり御祈願をするところです。
その本質を失わない出雲大社の形は神代からの神域としての威厳を保つために大変必要な姿勢なのではないかなと感じました。

観光施設や寺社などはポケモンgoのゲームではポケストップに選ばれることが多いようで、レアなポケモンもよく出現するようです。
しかし、何事においても言えることではありますが、ルールを守り、清々しい気持ちで参拝できるように一人ひとりが自覚をもって行動したいですね。

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